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執筆者の写真角井亮一

物は、「持ち続けるもの」でなく、「期間限定で使用するもの」になる

随分前の物流話に書きましたが、【商品の価値が、使用分】になってきています。


所有から期間使用へ


それはどういうことかというと、物は、「持ち続けるもの」でなく、数年や数ヶ月などの「期間限定で使用するもの」になってきているということです。


例えば、角井は、アップルウォッチは売る前提で買っています。

買う時に、3年くらいで売ることを考えているので、箱やマニュアルは捨てません。

で、どうやって売るかというと、メリカリやヤフオク!で売ります。


正味、売った金額と売却した金額の差の価値を買っているのです。


すなわち、差額だけを払ったことになります。


買って半年でメルカリで売却



買って半年でメルカリで売ったプロトレック。所有から期間利用へ

過去、山に登る角井は、アップルウォッチからCASIOプロトレックに浮気したことがあります。 

その時は、お試しで半年だけ使って、評価しようと思っていました。

アップルウォッチより良かったら、もっと長く使おうと思っていたので、箱やマニュアルは残していました。


結局、アップルウォッチの方が便利だと判断して、新しいアップルウォッチを買いました。

で、プロトレックは、メルカリで売却しました。差額はたしか1万円くらいだったと思います。

ということは、半年間の試用期間の利用権を1万円で買ったということになります。


こういう人は角井だけではありません。周りでも、居ます。みなさんの周りにも居るはずです。

そういうふうに、所有から利用に社会は変化しています。


米国スタートアップ「クロワッサンcroissant」


この流れをつかもうとしている米国のスタートアップがあります。

クロワッサンcroissant という会社です。(HPは、こちら)https://croissant.com/

この会社は、ブランド公式ウェブサイトで、商品を買う時に、来年の買い取り価格がわかるというサービスを提供しています。


Z世代の意識


捨てずに売るという人や、好んで中古(古着)を買うという人が、Z世代に増えてきていますから、こういう企業は、増えてくると思います。


SDGsがかっこいい世の中になってきますから、先手を打ちましょう。

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