物流人材育成のプログレスクラブのメンバーを中心に、物流業務の「自動化・省人化・省力化」を実現したサンゲツさんの関西ロジスティクスセンターを視察してきました!
住宅オフィスなどで使う壁紙のシェアを50%以上持つサンゲツさんは、壁紙以外に、壁紙やカーペット(巻物やタイル)やカーテンなども扱っています。
壁紙という商品特性
こういった商材の物流センターを見たことのない方には、その物流は、想像もつかないと思います。
まず、荷姿は、かなりの重量がある巻物です。
また、商材の特性として、注文に応じて、長さをカットする流通加工が必須です。どういうことかというと、住宅などで壁紙を貼る職人さんが計算した長さの壁紙になるようにカットして、納品するのです。
壁紙を扱う自動化機器・マテハン機器
その物流センターは、興味津々な仕組み(メカやマテハン)がたくさんありました。
左のフォークリフトは、サンゲツ関西ロジスティクスセンターで、見たフォークリフトです。
巻物を扱うフォークは独特ですね。
長い分だけカウンターの重量も相当のものだと思いました。
次は、サンゲツ関西ロジスティクスセンターで、見たマテハンです。
巻物のA品をすばやくカットできるように在庫するマテハンです。
写真では分かりづらいので、ぜひ次回はリアルに見学会にご参加頂きたいのですが、このマテハンは、オーダーの高い頻度の商品を、このマテハンに設置しておき、それを回転させて、取り出す機器です。
垂直回転棚の大きなものと言うと分かる人も居るかもしれません。
カーペットを裁断する物流現場
この現場では、カーペットも取り扱っています。
カーペットも、壁紙と同じで裁断するのですが、壁紙が長さだけをカットしますが、カーペットは、縦横の両方向でカットが必要です。
さらに、裁断した部分をミシンで縫わないといけません。かなり大変です。
この写真は、裁断するためのエリアです。広い場所に、カーペット(絨毯)を敷いてカットしないといけないことがわかると思います。
縫い付けも見させていただきましたが、まさに職人技でした。
カーペットを買うほとんどの人は、その苦労を知らずに買っていると思います。
次の見学の機会があれば、ぜひ、見てほしいと思います。
サンゲツショールーム
実は、角井だけ、物流見学会に行く前に、ショールームにお邪魔しました。
商品特性をしっかり聞いておくと、より物流センター見学での学びが増えるので、次回はショールームを見てから、物流センターを見る機会にしたいと思います。
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